埼玉県内で23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに64人発表された。1日あたりの最多を22日に続き更新した。また、県は新型コロナに感染した県内に住む80代男性が入院先の医療機関で22日に死亡したとも発表した。県内の死者は71人、県内で確認された感染者は延べ1967人となった。
新規感染者を発表した自治体の内訳は、県47人、さいたま市9人、川口市5人、越谷市3人。年代が判明している44人をみると、10歳未満1人、10代2人、20代11人、30代8人、40代11人、50代6人、60代3人、70代1人、80代1人。
川口市の50代女性は県内にある福祉施設の職員で、この施設では他にも職員2人の感染が判明しているという。桶川市の20代女性は、接待を伴う飲食店の従業員。
さいたま市発表のうち、男子高校生を含む市内在住の男女4人は同居家族に感染者がいた。同市に住む20代男性は医療職で、勤務先の市内の医療機関で感染者が確認されている。東京都に住む医療職の40代女性は同市内の別の医療機関に勤務している。
また、さいたま市教委は23日、市立中学校に通う生徒1人の陽性が確認されたと発表した。学校名は明らかにしていない。
川口市が発表した5人の中に、さいたま市居住の10代の女子学生がいるが、民間検査で詳細はわからないという。他に20代の女子学生が2人いる。
越谷市が発表した40代~60代の男性3人はいずれも軽症で入院中といい、いずれも感染経路は不明。
このほか、花咲徳栄高校(埼玉県加須市)は22日付で、学校関係者に新型コロナウイルス感染者が確認されたと同校ホームページで発表した。今月末まで臨時休校になるという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル